Kaoポスポス(フェイスポインター)を買ったのに、効果がない気がする…
Face Pointerでがんばってるのに、たるみが変わらない。
高かったのに、私には合わなかったのかな……



それ、違う場所に原因があるかもよ?
鏡を見て、フェイスラインがぼやけてきた。頬が下がった。口角が下がった。
——それで、その下がったところを一生けんめい持ち上げていませんか?
そして、さっきのような声も、本当によくいただきます。
でも、ちょっと待ってください。
道具が悪いわけでも、あなたのやり方が下手なわけでもないかもしれません。そもそも、狙っている場所が違う——ということが、本当によくあるんです。
実は、顔のたるみの原因って——
たるんでいる場所には、
ほとんどないんです。
だから、たるんでいる場所をいくら一生けんめいほぐしても、変わらない。効果がないのではなくて、当てる場所が合っていないだけのことが多いんです。
私は成形士として20年以上、のべ60万人以上のお顔と向き合ってきました。理学療法士、再生医療、自律神経、美容医療、皮膚——さまざまなジャンルの医師と一緒に、あらゆる角度からお顔を研究してきました。
そして「これが犯人だ」と
わかったものが、5つあります。
今日はその5つを、順にお話しします。最後の5つ目が、いちばん厄介です。
結論|顔のたるみの原因は5つ。しかも「順番」があります
先に、全体像をお見せします。たるみは、この5つが重なって起きています。
この5つを解消しない限り、
たるみは変わりません。
これを、一つ一つ解説します。
原因① 浅層筋膜の癒着|いちばん見落とされている犯人
まず1つ目。これがいちばん見落とされています。
お顔は、表面から順に5つの層でできています。


注目してほしいのが、上から3番目の浅層筋膜(SMAS)。皮膚と同じように、全身を覆っている膜です。
この膜があるから、筋肉や内臓がバラバラにならずに収まっていて、人間の身体は動けています。すべてを包んで、つなぎ止めている布——それが筋膜です。
この①が原因の方は、この膜がくっついてしまって(癒着して)、お顔を下に引っぱり、たるみをつくっています。


ストッキングを想像してみてください。頭からすっぽりかぶって、下にぐいっと引っぱると——目が引っぱられて、ブルドックみたいになります(やったことありますよね?)。
この浅層筋膜という布は、お顔から首、肩、背中まで、途切れずにつながっています。だから、どこか一か所が引っかかると、お顔全体が下に引っぱられるんです。
実際に、チェックしてみましょう!
そしてここが大事なところなのですが、これは、一つ一つの筋肉をほぐしても解決しません。
なぜなら、ストッキングで引っぱられているのと同じで、「面」で引っぱられているから。点をいくらほぐしても、面の引っぱりは残ったままなんです。
イメージで言うと、真空パックされた鶏肉を、外からポスポスつついている感じです。


まったく動かないわけではないんですよ。でも、パックの中でちょっと押されているだけ。その真空パック自体をゆるめないかぎり、中身は自由になりません。
「ポスポスしても効果がない」の
正体は、ここです。
浅層筋膜の癒着が残ったままだと、どれだけフェイスポインターで点をほぐしても、変化は限定的。たるみそのものの解決には、なかなか至りません。
「たるみ=深いところのコリが原因」と思われがちなのですが、実は表層の浅層筋膜の癒着のほうが、お顔を下に引っぱっていることが多い。ここは私が20年見てきて、いちばん強く感じているところです。
点をほぐす前に、面をゆるめる。実はこの順番が大事なんです。
では、その「面」を、どこからゆるめればいいのか。
この浅層筋膜の癒着を取るポイントは、
頭です。
頭の筋膜が固く張りついてしまうことで、その先にあるお顔まで全部張りついて、下に押し下げられているんです。
だから、頬やほうれい線を触る前に、頭。ここが動くようになると、お顔も一緒に引き上がります。


ただ——頭って、大きいんです。そして、思っている以上に固い。
この面をぜんぶ指や手でゆるめようとすると、正直、なかなか大変です。指も腕も先に疲れてしまって、毎日は続きません。
それで、もっと効果的に早く解決できないかと生まれたのが、これなんです。
なぜ、これが「面」に効くのか。少しだけ、中身の話をさせてください。
私たちの手技は、力の強さではなく、圧の向き・角度・体重のあずけ方で成り立っています。だから「面でとらえる圧」は、ただ押すだけでは再現できません。
The HORiZONEは、その手技を分解して「圧を面で伝える構造」として組み直したものです。点ではなく面で圧をかけながら、浅い層から深い層までを同時に動かすために開発されました。
独立して動く18本のロッドが、1本ずつ調整された圧で頭の凹凸に自然に沿い、浅い層も、深い層も逃がさずとらえます。
原因② 咬筋・側頭筋のコリ|頭が硬いと、顔は下がる
2つ目は、使いすぎた筋肉が硬くなって、お顔を引き下げているパターンです。
主役は2つ。咬筋(噛むときに動く、エラのあたりの筋肉)と、側頭筋(頭のよこ)です。


意外に思われるかもしれませんが、頭は、お顔の「上の吊り元」なんです。カーテンレールが歪んでいたら、カーテンはきれいに下りません。頭が硬いと、お顔は下がります。


しかもこれ、自分では気づいていない方がほとんど。とくに寝ている間の食いしばりは、自覚のしようがありません。
ここは、順番はどちらからでもかまいません。ただ、側頭筋と咬筋、両方やらないとダメなんです。
これが、どちらか片方しかやっていない方が本当に多い。咬筋だけ一生けんめいほぐしていたり、頭だけぐりぐりしていたり。この2つはつながっているので、片方だけでは足りません。
そして正直に言っておきます。②と、次にお話しする③は、いちばんしぶといところです。ここが残っているうちは、他を頑張ってもなかなか結果につながりません。
①が「面」だったのに対して、②は「点」。硬くなっている一点を狙って、深いところまで届かせる必要があります。
ここで使うのが、いわゆるポスポス——Face Pointer。ただ、Face Pointerはお顔の筋肉に最適化されている道具です。頭のほう、側頭筋のしぶといコリには、The TORNAiDO を使うのがおすすめです。
適材適所。その場所に合った道具を使うことが、お顔を早くきれいに変えていく近道だと思っています。
原因③ 首と肩の「渋滞」|口元を引き下げている通り道
3つ目は、首と肩です。関係するのは広頸筋・胸鎖乳突筋・僧帽筋。
首は、お顔から下へつながる「通り道」です。
首は高速道路みたいなもの。ここで事故が起きると、渋滞がお顔まで伸びてくるんです。口元がぐっと引き下げられて、フェイスラインがぼやけます。
原因は、たいてい毎日の姿勢です。スマホやパソコンで頭が前に出ると、首の前が縮んで、後ろが張る。巻き肩や猫背も同じことが起きています。


ここも、どこから始めてもかまいません。鎖骨まわり、首の横、首の後ろ——全部つながっているので、まとめてゆるめること。一か所だけでは、渋滞は解消しません。
首・肩・胸は、筋肉が厚く、コリが奥深くにあります。そのため、かなり強く圧をかける必要があります。
ただ、自分の手でそこまでやるのは、かなり難しい。Face Pointerでも、ここは圧が足りません。
そのための道具が、The VOLCAiNOです。
これは、カイロプラクティックなどで使われているアクティベーターを、セルフケアで使えるように改良したものです。
首こり・肩こりがある方。整体やマッサージに定期的に通っている方。ぜひ一度、取り入れてみてください。
施術と施術のあいだの日々を、自分で埋められるようになります。そしてそれが、そのままお顔にも返ってきます。
原因④ 使えていない筋肉|「鍛える」の前に知ってほしいこと
ここまでの①〜③は、ぜんぶ「使いすぎているから、ゆるめる」話でした。4つ目は、その逆です。
実は、お顔の筋肉は、使いすぎと使わなすぎが同居しています。同じ一つのお顔の中で、カチカチに硬いところと、ずっと眠っているところがあるんです。
フェイスヨガは「トレーニング」だと思っている方が多いのですが、実は違います。
お顔のバランスを調整するためのものなんです。
ここを間違えて、思いっきり力を入れて動かしてしまい、かえってお悩みが深くなった——という方が、本当に多いです。
テントを思い浮かべてください。みんながバランスよくペグを打ってテントを張っていれば、きれいなテントになります。片側だけ強く引っぱれば、布は歪む。お顔も、まったく同じなんです。


「フェイスヨガって、かえってシワが増えそう」と思っていた方。安心してください。強く引っぱるものではなくて、ゆるんだところに軽く目を覚ましてもらうくらいの感覚です。
なるほど、ではさっそくお顔を動かそう!——という方。
ちょっと待った!
その前に、めちゃくちゃ大事なことがあります。それが、「順番」です。
この記事でいちばんお伝えしたい「順番」の話
実は、順番を間違えると、逆効果になります。
①〜③のコリと癒着が残ったまま鍛えると——
間違った動かし方が、
そのまま身についてしまいます。
たとえば「笑顔のトレーニング」。本来は、口角を上に持ち上げるように、頬の筋肉を使って笑うのが正解です。
でも間違えている方は、口を横に引いて笑っています。笑筋や口角下制筋といった、本来はそんなに使わなくていい筋肉を過剰に使ってしまっているんです。


これを毎日くり返せば、どうなるか。横に引く動きだけが上手になって、お顔はどんどん横に広がっていきます。
「トレーニングしたら、ほうれい線が深くなった」。その正体は、これです。
これは、浅層筋膜の癒着を取って、筋肉をほぐさないと起こることです。
使いすぎの筋肉に引っぱられて、本来動かすべきところが動かせない。すると身体は、なんとか動かそうとして、代わりに違う筋肉を使ってしまいます。これを代償行動といいます。
それを何年、何十年と続けてきた——その結果が、今のお悩みです。
だからこそ、この順番なんです。
ゆるめる → 整える → 鍛える
この順番だけは、どうか守ってください。遠回りに見えて、いちばんの近道です。
ただ、このリバランスのトレーニング——実は、とっても難しいんです。
なぜなら、今までの人生ずっと、そのお顔の動かし方をしてきたから。急に変えてと言われても、なかなか変えられません。
たとえば——朝、どっちの足から踏み出していますか?
意識したこと、ないですよね。そして今、意識してみると「あれ、どっちから踏み出すんだっけ?」となる。
それと同じことが、お顔にも起きています。
だから、正しい筋肉を使えるようにするには、本来はマンツーマンの徹底したトレーニングが必要です。丁寧に、根気よく、少しずつ動かしていって、だんだん動かせるようになる。
でも、全員がそれをやるのは、なかなか難しい。さらに、年齢を重ねるにつれて、筋肉もつきにくくなっていきます。
だからこそ、使ってほしいのが
EMSの美顔器です。
EMS美顔器を選ぶときに、知っておいてほしいこと
ただ、ここでひとつだけ、知っておいてほしいことがあります。
筋肉を動かすのは低周波です。EMSと名のつくものには、たいていこの周波数が入っています。そこは合っているんです。
でも、低周波の最大の弱点は、筋肉まで届きにくいこと。
そこで医療のリハビリの現場では、奥深くまで届く高周波に低周波を合わせて、届かせています。
ただ、これが本当に大変な作業なんです。だから、EMSと書いてあっても、同じ設計思想でつくられているとは限りません。
EMSは大事。でも——お顔が変わらないなら、意味がない。
お顔を変えることに真剣なCOREFITがつくったEMSは、医師との共同開発。医療機関でリハビリに使われている周波数を、こんなに小さな機械に入れ込みました。
だから、使っていくと「あ、ここ動いてる」という感覚が、だんだんつかめてきます。私は本当に、全員に使ってほしいと思っています。
原因⑤ 毎日のクセ|いちばん厄介な、本当の犯人
そして最後。いちばん厄介なやつです。
今まで話してきた①〜④の原因を、毎日せっせとつくっているのは——自分のクセなんです。


考えてみてください。週1回サロンに通ったとして、施術と施術の間の6日間。月1回なら29日間。その間ずっと、クセは続いています。1回リセットしても、また同じところに戻っていくんです。
だから、どんなゴッドハンドでも追いつかないんです。
結局、「クセを変える」しかない。そして、それができるのは自分だけなんです。
どんなにいい施術を受けても、どんなにいい道具を持っていても、お顔をつくっているのは、毎日の自分そのもの。
だから私は、セルフケアにこだわっています。誰かに変えてもらうのではなく、自分で変える。それが、いちばん確実で、いちばん長持ちするからです。
——と、えらそうに言っていますが。
かく言う私自身も、そのひとりです。20年やってきて、今でも気を抜くと片側で噛んでいます。だから毎日やってるんです。ゼロにはならないから、毎日ちょっとずつ戻す。それだけです。
ここまで①〜④は道具の話をしてきましたが、⑤だけは違います。
クセだけは、道具では解消できません。必要なのは道具ではなく——「気づき」だからです。
さっきの、朝どっちの足から踏み出すか。あれと同じで、自分のクセは、自分では気づいていません。
だから「クセを直してください」と言われても、何が間違っているのかが分からない。直しようがないんです。
まず、誰かにお顔を見てもらって、「あ、私ここで噛んでたんだ」と気づく。そこからしか始まりません。
だから⑤の答えは、道具ではなくパーソナルレッスンなんです。
美容医療では、なぜ原因が減らないのか
ここまで読んで、「じゃあ美容医療は?」と思われた方もいると思います。
美容医療を否定したいわけではありません。私も選択肢のひとつだと思っています。ただ、原因が残ったままだと、ずっと払い続けることになる。そこだけは知っておいてほしいんです。
今まで見てきたように、お悩みの原因はお顔の外側——頭や、首や、肩。あるいは、自分のお顔や身体の動かし方のクセでした。
だから、美容医療でどれだけ引っぱっても、入れても、その根本が解決されなければ、効果がなくなればまた下がってしまうと思っています。
【早見表】あなたのたるみは、どこから来ていますか?
ここまでの5つを、「原因がどこから来ているか」で整理しました。セルフチェックで当てはまった番号のところを、見てみてください。


おもしろいのは、①〜⑤で「やること」がぜんぶ違うということ。面でゆるめるのと、点でほぐすのと、奥深くから緩めるのと、鍛えるのと、クセを変えるのとでは、必要な対策が変わってきます。
この①〜⑤のうち、自分がどれなのか。それさえ分かれば、あとは順番どおりに手をつけていくだけです。逆に言うと、ここを飛ばして道具だけ買っても——冒頭に書いたような「効果がない気がする」になってしまうんです。
もちろん、道具がなくても手でできます。ただ、手だと自分の指と腕が先に疲れてしまうのと、深いところまで届きにくいのは正直なところです。
お顔のクセを取りながら、自分でコツコツ変えていく。だからこそ、「効果を感じて、楽しくなること」も大事だし、「疲れずに続けられること」も大事なんです。
だから私は、道具をフル活用しています。
ここまで出てきた道具を全部そろえても、金額にすると糸リフト2回分ほど。しかも一度買えば、ずっと使えます。
コスパのいい自己投資だと、
私は思っています。
ここまで読んでくださって、伝わったでしょうか。
お顔は、
自分でしか変えられません。
だからこそ、一歩、自分でやることに踏み出してほしいんです。
YouTube、インスタ、オンラインサロン、パーソナルレッスン。いろいろな形でサポートしています。ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。
ぜひ、一緒にお顔を変えていきましょう!
「今日はどこをやればいいか」を迷わなくなるのが、いちばん大きいと思います。
①〜⑤、どれが当てはまりましたか?よかったら番号だけでも、コメントで教えてください。
あわせて読みたい
この記事で出てきた原因を、もっと詳しく書いた記事です。
- ほうれい線を消す4ステップ|セルフケアで本当に変わる?原因から解決策まで(①〜④を、ほうれい線に絞って手順化しています)
- フェイスポインターは効果ない?逆効果?なぜ高い?デメリットも施術者が正直解説(道具そのものへの疑問はこちら)
- フェイスポインターはどれ?COREFIT全製品比較|癒着チェックでわかる、あなたに合う1本(道具の選び方はこちら)
- 首コリがほうれい線の原因!首ケアでフェイスラインが変わる理由と方法(③首の渋滞を詳しく)
- 側頭筋を徹底ほぐす!小顔・目元・頭痛に効く上級セルフケア方法(②側頭筋を詳しく)
- 【保存版】筋膜リリースって結局なに?COREFITとFace Pointerで顔が変わる理由(①筋膜をもっと詳しく)
- 美容医療、もうやめて。











