Kaoフェイスヨガ、やってみたけど効果がわからない…
むしろシワが増えた気がする…
そんな声を、本当によく聞きます。
実は私、いまフェイスヨガの資格(TCC)を勉強中なんです。20年以上、成形士としてお顔と向き合ってきた立場で学び直して——びっくりしたことがあります。
フェイスヨガは、
表情筋トレーニングではありません。
えっ、トレーニングじゃないの?
私もずっとそう思っていました。でも、正しくはこうです。
つまりリバランス(調整)なんです。鍛えることだけが目的ではない。
だから——思いっきり力を入れる必要は、ないんです。
テントを思い浮かべてください
キャンプのテント、張ったことありますか?
みんながバランスよくペグを打っていれば、きれいなテントになりますよね。でも、片側だけ強く引っ張ったら、布は歪みます。


お顔もまったく同じです。
顔には約60の筋肉があります。その中で、使いすぎて硬くなっている筋肉と、まったく使えていない筋肉が混在している。だから歪む。だから下がる。
さらに——お顔は体や頭ともつながっています。体が硬い、肩がこっている、首がこっている。それも全部、お顔を引っ張る力になります。テントで言えば、顔の外側から、地面ごと引っ張られているようなものです。


力いっぱい変顔をすることが、バランスを取ることになるでしょうか。ならないですよね。
それでも「シワが増えた」人がいる理由
ここからが本題です。フェイスヨガの公式メソッドにも、はっきりこう書かれています。
「代償が主役になると、望まない深いシワを作ってしまう」
代償(だいしょう)というのは、本来使うべき筋肉が働かないときに、別の筋肉が代わりに頑張ってしまうことです。
たとえば頬を上げようとしたとき。本当は大頬骨筋・小頬骨筋が働くべきなのに、それが動かないと、鼻の横の筋肉や口角の筋肉が代わりに引っ張ります。その結果できるのが、望んでいない深いシワです。


では、なぜ代償が起きるのか。
答えは——筋肉のコリや筋膜の癒着で、そもそも動かせていないから。テントで言えば、逆方向に強く引っ張られたままの状態です。その状態で無理に動かそうとするから、別の場所が代わりに引っ張る。
表情のクセも、その一つです。いつも同じ動かし方をしていると、その形のまま固まってしまいます。
つまり——「フェイスヨガでシワが増えた」という方は、フェイスヨガが悪いのではなく、順番が逆だっただけなんです。
じゃあ、どうすれば?答えは「順番」です
フェイスヨガのメソッドには、5つのRという考え方があります。
見てください。Release(ゆるめる)が、Rebuild(作り直す)より先なんです。
世界中で教えられているフェイスヨガのメソッドが、「まずゆるめなさい」と言っている。私が「筋膜リリースが先」と言い続けてきたことと、まったく同じでした。
その「ゆるめる」を、いちばん確実にやってくれるのがこれです。指では届かない深さの筋膜に、ちょうどいい圧で届きます。
ゆるめてから、整える。
この順番だけは、変わりません。
まとめ
フェイスヨガは、悪いものではありません。むしろ順番さえ守れば、とても良いものです。
大切なのは、力ずくで変えようとしないこと。テントのペグを、ひとつずつバランスよく打ち直していくイメージで。
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